肛門科
肛門科について
肛門に関係した病気を中心に診療します。いぼ痔(痔核)、切れ痔(裂肛)、痔ろう(あな痔)が肛門の3大疾患といわれています。そのほか、肛門周囲皮膚炎、肛門ポリープ、肛門皮垂(スキンタグ)なども肛門の疾患です。肛門に痛み、腫れ、出血、かゆみ、もしくは血便がでたなどの症状があれば、おはやめに肛門科に受診してください。
肛門と連続する大腸も診療の範囲です。肛門なのか腸なのかどちらの具合が悪いのかわからない方も肛門科に受診してください。また、便秘、下痢などの排便の問題があるかたもご相談ください。
痔核は3人に1人の割合で罹患しているとされており、非常にポピュラーな疾患です。お尻はデリケートな部分でもあるため、恥ずかしさから医療機関へ行くのをためらってしまう方も少なくないと思います。ただし、排便時の出血などがある場合は、大腸がんや直腸がんの症状として生じることもあります。安易に判断せず、お尻に関してのお悩みがあれば、肛門科を受診してください。